永代供養墓に入る前に行う墓じまいの手順とは?

墓じまいの手順

 

お墓を墓じまいして、永代供養墓を選択する場合、色々な手続きが必要となります。
知ってましたか、墓じまいだけでも数年かかることも普通だとか。
では、永代供養の手続きなどはどのように行なっていけば良いのでしょうか。
永代供養に改葬するための、手続きを見ていきましょう。

 

新たに永代供養墓を申し込む場合

永代供養は、申し込みの前に必ず見学と説明を受けるようにしましょう。
しっかりと永代供養墓の内容や期間、宗派や費用に関してなどを聞いておき、自分たちの希望する供養に近いものを選ぶようにすることが大切です。
どこにもお墓を持っておらず、新たに永代供養を申し込む場合の手続きはとても簡単です。
永代供養墓の施設で、直接申し込みを行うことになりますので、申し込み書類への記入と捺印で契約は完了します。
最近では、生前契約が大半ですので、指定された永代供養料を期日までに銀行振込で入金することになります。
中には、昔のやり方で現金を直接渡すようなお寺もあります。
その際には少し注意が必要です。
基本的にはお寺にお布施を納めるのと同じように白地封筒を使用し、表書きに「永代供養料」とし、中袋には金額と住所・名前を明記するようにしましょう。
永代供養料はその性格上、お布施のような不透明なものではなく、永代供養の期間を購入している意識を持つことが大切です。
たいてい住職から、金額などの指示がありますのでそこに従うか、分からない時は素直に尋ねるようにするといいです。
永代供養料を支払うと、最短で約2週間ほどで納骨が可能となります。
当日は家族が遺骨を持参し、そのまま骨壷を収めるか、納骨壺へ移し替えたりします。
そのまま納骨と法要を行なってもらうことになります。
あとは、遺族としては回忌やお参りの際に永代供養墓を訪れることになります。
基本的なプランであれば、永代供養ではこのあとに費用が発生することはありません。

墓じまいをして永代供養を申し込む場合

一般的なお墓から改葬をして永代供養を申し込む場合は、少し手続きの手間が多くなります。
まず、最初は永代供養墓への申し込みを行なっておきます。
その際に「受入証明書」という、遺骨を受け入れますという証明書を永代供養墓から発行してもらいます。
そして、今度は、お墓のあるお寺から「埋葬証明書」を発行してもらいます。
この時に、墓じまいとして離檀料を支払うことになることがあります。
そして、お墓がある市町村へ「受入証明書」と「埋葬証明書」と一緒に「改葬許可申請書」を提出します。
不明点などがなければ役所から「改葬許可証」を発行してもらえます。
この証明書がお墓から永代供養墓へ遺骨を入れ替えていいですよ、という印になります。
ここまで来たらあとは、実際に遺骨を取り出す作業に入ります。
遺骨を取り出すには、お寺の住職から閉眼法要というものを行なってもらうのが一般的です。
この作業が終わったら、いよいよ永代供養墓へ移動することになります。
永代供養墓では、役所で発行してもらった「改葬許可証」を提出することで納骨をすることができます。
納骨後の手続きは、新規の場合と同じようになります。

改葬をしても永代供養がおすすめ

改葬をして永代供養をする場合、墓じまいをしてお墓のあった場所を更地に戻すためそれなりに費用がかかることはわかると思います。
確かに、移すときには費用がかかりますが、後々にかかってくる費用を考えると、やはり永代供養の方が費用を抑えることができます。
契約期間などにもよりますが、安く済む場合は永代供養墓の場合数十万円で済みます。
一般的なお墓の管理費やお布施に比べれば数年で、元が取れるのです。