永代供養をする時になぜ契約書が必要なのか


最近は、お寺や霊園に供養・管理を任せておくことが出来るという永代供養が注目されていますが、この供養方法を利用する場合は契約書が必要になります。
しかし初めての場合だと一体どんな契約をするのか分からなかったり不安に感じる方も多いでしょう。
ですのでここでは、その必要性や内容、そして解約について分かりやすく紹介します。

 

なぜ契約とその書類が必要なのか

まず契約とその書類がなぜ必要になってくるのかというと、それは供養方法の内容がさまざまあるからだと言えるでしょう。供養方法には、個別に埋葬される場合や、他の方のご遺骨と一緒に埋葬される合祀墓の場合がありますし、ご遺骨を移動させるタイミングもそれぞれ異なります。ですので、それらの供養方法の内容に間違いがないようにするためにも契約やその書類が必要になるということです。

例えば、個別タイプのお墓を希望していたのに合祀墓に埋葬されたなどといったことが起こるとトラブルになってしまうため、契約時の書類によってしっかりと取り決めをしておくことが重要になります。そしてこの供養方法は、お寺や霊園に供養・管理を任せることになるため、利用者と施設側の双方の合意がなければ、この供養方法自体が成立しないということも契約が必要になる理由だと言えます。

 

契約内容にはどのようなものがあるのか

契約の内容については、契約期間やその他のさまざまな規約が定められていると言えます。まず契約期間に関しては、17回忌や33回忌、50回忌までと定められている場合が多くあります。そもそも永代供養というのは、永久に供養や管理が行われるというものではなく、ある一定の期間が定められており、その期間が過ぎると合祀されるという仕組みになっています。ですので初めから合祀墓に埋葬する場合は期間を気にする必要はないと言えますが、個別に埋葬や納骨を行う場合は、契約期間がいつまでなのかということをしっかりと確認しておく必要があるでしょう。

次にさまざまな規約に関しては、よくあるものとしては、合祀墓に埋葬した後はご遺骨を取り出せなくなるというものが挙げられます。ここで言う合祀とは、他の人のご遺骨と一緒に埋葬されるということなので、ある方のご遺骨を個別に取り出すことは、物理的に考えても不可能になってしまいます。ですので特に初めから合祀墓に埋葬する場合は、その点の確認と合意が必要になりますし、個別に埋葬や納骨を行う場合でも、いずれは合祀されてしまうことになるため注意しておく必要があるでしょう。

また他にも、トラブルが起こった場合の責任の所在や祭祀方法など、契約の内容は多岐に渡っているため、自分の希望に合ったものかどうかをよく確認することが重要になります。

 

途中で解約することは可能なのか

霊園などに供養・管理を一任出来ると言っても、何らかの理由により途中で解約をしなければならないことが起こる場合もあるでしょう。ですので、解約についてもあらかじめ確認しておくことが必要になります。解約については、それが可能な場合と不可能な場合がありますし、可能な場合でも条件が設けられている場合が多いと言えるでしょう。

一般的には、解約が可能なのは合祀が行われる前までとされている場合が多いと言えますし、その際は必要書類を管理者へ提出する必要があります。また、解約した際の返金に関しては、一部返金される場合や、一切返金されない場合があると言えるでしょう。

 

永代供養の契約書は、さまざまな供養方法があるためその確認の意味で必要になりますし、霊園などへ供養を一任するため、利用者との合意を得る意味でも必要なものだと言えます。契約内容については、契約期間やさまざまな規約が定められていると言えるでしょう。そして解約に関しては、条件によって可能な場合と不可能な場合があります。