
さいたま市の永代供養はお布施が必要なのか?
現在では、ご遺族がお墓を引き継げなかったりする場合や遺された子どもたちの負担を減らすために永代供養をおこなうご家庭も増えてきました。
この永代供養を行えば、寺院や霊園が、お墓の管理をしてくれるためとても便利です。
また、さいたま市でも多くのところで永代供養を実施しておりその数は20カ所以上にも及びます。
そして、永代供養を行う際には必要な費用として永代供養料金の他にお布施があります。
お布施とは何?
そもそもお布施とは
仏事でお勤めいただいた僧侶やお坊さんに渡すお金や物品を指し、
感謝の気持ちを示したものです。
そして、永代供養の場合は納骨法要の時にお布施を渡すことが多いです。
絶対にお布施は必要なの?
寺院や霊園によっては、提示される永代供養料金の中にお布施が入った金額を請求する場合も多いですが、中にはそうではないところもあります。
ですから、料金の請求をされたときにお布施の費用が入っているかをきちんとチェックしておきましょう。
そうすれば、余計な出費をしなくて済みます。
しかし人によっては
「永代供養費用の中にお布施の料金が入っている場合でも、それとは別にお布施を渡した方がいいのでは」 と考える人もいます。
この場合は、お布施を渡しても特に問題はありません。
あくまでお布施とは感謝の気持ちを表しているものなので大丈夫です。
お布施の相場はどれくらい?
一番気になるのが、お布施の相場はどれくらいなのかということです。
よく「今度、永代供養をしてもらうんだけど、お布施はいくら渡したらいいのか分からない」と悩んでしまう方も少なくありません。
例えば、葬儀の関係では供花代やお香典などの費用に関しては知っている方が多いですがお布施についてはそこまで知られていません。
この理由としては、明確に額が決められてないためです。
しかし、お布施の相場としてはおよそ15万円から20万円くらいとなっています。
ですが、お寺や霊園によっても考え方が異なりますから気になる場合は個別に相談や問い合わせをしてみると間違いないでしょう。
お布施袋に関するマナーとは?
まず、お布施は袋に入れて渡すのが常識です。
これをお布施袋と言いますが、具体的にどんなものがいいのでしょう。
①基本的に、郵便番号の枠がなく色は白のものを選ぶのがマナーです。
コンビニやスーパーなどで販売されているもので構いません。
最近では、100円ショップでも取り扱っているので安く手に入れることができます。
②そして、お布施袋を手に入れたら表面に筆または筆ペンで「御布施」と漢字で書き、
また袋の下側には施主のフルネームか○○家と書きましょう。
さらに、裏面には住所や金額などを書いておくと丁寧さが伝わるのでなるべく書いておいた方がいいです。
③また、お布施の際に入れる紙幣は新札を使うのが一般的です。
そのため、事前に準備をしておく必要があるので注意しましょう。
さらに、お金の入れる向きについてはお布施袋の表側に福沢諭吉の顔が見えるようにすることがポイントです。
お布施の渡し方とは?
お布施を渡すときには、直接手で手渡したりすることはありません。
基本的には小さなお盆に載せて渡すことがほとんどです。
また、文字の文面を僧侶やお坊さんの方に向けて差し上げます。
そして渡す時には「本日はお勤めいただき誠にありがとうございます」ときちんと感謝の気持ちを述べることが大切です。
お布施の事に関してよく知っておこう!
お布施の相場やマナーなどを見てきましたが、色々と覚えておかなければならないことがたくさんあることが分かります。
もちろん金額やマナーも大事ですが、感謝の気持ちを込めて丁寧にお布施を渡すことが大切です。